情報科学 › 研究のための計算の実務 › 再現できる数値実験

擬似乱数生成器

定義 5.1(「再現できる数値実験」§5)

擬似乱数生成器とは、有限集合 SS(状態の集合)、写像 T:S→ST:S\to S(遷移)、g:S→Vg:S\to V(出力)、種の集合 Σ\Sigma から SS への写像 ι\iota(初期化)の組である。種 σ∈Σ\sigma\in\Sigma に対し

s0=ι(σ),vk=g(sk),sk+1=T(sk)(k=0,1,2,…)s_0=\iota(\sigma),\qquad v_k=g(s_k),\qquad s_{k+1}=T(s_k)\quad(k=0,1,2,\ldots)

で定まる列 (vk)k≥0(v_k)_{k\ge0} を、種 σ\sigma の出力列という。

乱数を消費する決定的なプログラムとは、集合 QQ(プログラムの状態)、初期状態 q0∈Qq_0\in Q、停止状態の集合 Qhalt⊂QQ_{\mathrm{halt}}\subset Q、写像 F:Q×V→QF:Q\times V\to Q、out:Qhalt→Y\mathrm{out}:Q_{\mathrm{halt}}\to Y の組である。生成器から値を 1 つ受け取るたびに qk+1=F(qk,vk)q_{k+1}=F(q_k,v_k) と進み、初めて qk∈Qhaltq_k\in Q_{\mathrm{halt}} となったところで out(qk)\mathrm{out}(q_k) を出力して止まる。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件

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