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シラードのエンジン

定義 4.1(「マクスウェルの悪魔」§4)

体積 VV の箱に分子が 1 個だけ入っており、箱は温度 TT の熱浴に接している。次の操作を 1 サイクルとする装置をシラードのエンジンという。

  1. 箱の中央に仕切りを差し込み、体積 V/2V/2 の 2 室に分ける。分子はどちらか一方に閉じ込められる。
  2. 分子がどちらの室にいるかを観測し、その結果を 1 ビットの記憶(メモリ)に記録する。
  3. 記憶に従って、分子のいる室の側にピストンを連結する。
  4. 熱浴と熱をやりとりさせながら、ピストンをゆっくり(準静的に)押し戻し、体積を V/2V/2 から VV に戻す。このとき外部に仕事が取り出される。
  5. 仕切りを抜き、装置を最初の状態に戻す。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。