物理学 › 物理学コラム › ラプラスの悪魔と決定論

リアプノフ指数

定義 4.1(「ラプラスの悪魔と決定論」§4)

写像 ff による離散時間の力学系 xn+1=f(xn)x_{n+1} = f(x_n) を考えます。初期値 x0x_0 とその近くの x0+δ0x_0 + \delta_0 から出発した 2 つの軌道の nn ステップ後の差を δn\delta_n とするとき、極限

λ=lim⁡n→∞lim⁡δ0→01nln⁡∣δnδ0∣\lambda = \lim_{n \to \infty} \lim_{\delta_0 \to 0} \frac{1}{n} \ln \left| \frac{\delta_n}{\delta_0} \right|

が存在するとき、これをリアプノフ指数と呼びます。λ>0\lambda > 0 のとき、差はおおよそ δn≈δ0eλn\delta_n \approx \delta_0 e^{\lambda n} と指数関数的に成長します。この状態を初期値鋭敏性があるといい、有界な領域に閉じ込められた運動が初期値鋭敏性をもつとき、その運動をカオスと呼びます。

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閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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