数学 › 数理論理学と型理論 › ゲーデルの不完全性定理

形式体系と証明

定義 2.1(「ゲーデルの不完全性定理」§2)

形式体系は次の 3 つの組で与えられる。

  1. 言語 L\mathcal{L}:定数記号・関数記号・述語記号の集合。これと論理記号 ¬,∧,∨,→,∀,∃,=\neg,\wedge,\vee,\to,\forall,\exists,= および変数記号から、項と論理式が文法規則によって定まる。自由変数を持たない論理式を閉論理式(文)という。
  2. 公理:L\mathcal{L} の論理式の集合。述語論理の論理公理と、理論固有の公理からなる。
  3. 推論規則:有限個の論理式から 1 つの論理式を導く規則の有限リスト(たとえば φ\varphi と φ→ψ\varphi\to\psi から ψ\psi を導く三段論法)。

論理式の有限列 φ1,φ2,…,φk\varphi_1,\varphi_2,\dots,\varphi_k が理論 TT における φ\varphi の証明であるとは、φk\varphi_k が φ\varphi と一致し、かつ各 φi\varphi_i が公理であるか、φ1,…,φi−1\varphi_1,\dots,\varphi_{i-1} のいくつかに推論規則を適用して得られることをいう。φ\varphi の証明が存在するとき T⊢φT\vdash\varphi と書き、存在しないとき T⊬φT\nvdash\varphi と書く。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

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