数学 › 未解決問題と大定理 › Yang–Mills 理論と質量ギャップ II
格子 Yang–Mills 理論の紫外安定性(Bałaban)
周期的な箱の上の Wilson 作用の格子純 Yang–Mills 理論に、ゲージ共変なブロック平均によるくりこみ群変換(1 回ごとに格子を 倍に粗くする)を 回行う。
- () をコンパクト半単純 Lie 群( など。Lie 環の中心が の群)、裸の結合定数を定数 、ブロックの倍率 を十分大きい奇数とする。 を に応じて十分小さくとり、格子間隔を ()、箱の一辺 を の整数倍で、 がある下限( の対数の冪で決まる数)以上のものとする。このとき、 によらない定数 (、、、 による)と、 に依存する規格化定数 (真空エネルギーの指数)があって が成り立つ(定義 2.2 の 1 の意味の紫外安定性。)。さらに、くりこみ群変換を 回行って得られる有効密度は、小場の配位(最小作用の背景場のプラケット変数がすべて閾値より小さい配位)の上で、下から で抑えられる。
- ()裸の結合定数を、漸近的自由の式に従って とともに に近づく に取る。Bałaban の論文の仮定のもとで、小場の領域の有効作用は によらない評価をもつ局所的な項の和で表され、大場の領域の評価と合わせて、適切に規格化した分配関数は によらない正の定数で上下から評価される(同じ意味の紫外安定性)。
閉包の状態
※ 主張のみ
証明を Rikai に書かない定理です(研究最前線の結果や、証明が本 1 冊分になるもの)。主張のみの台帳に理由つきで登録されています。理由と出典は 本文の注意 にあります。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義
主張のみなので、Rikai の中で証明が使う前提はありません。
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。