(A,H,D) をスペクトル三つ組(D は自己共役、(1+D2)−1 はコンパクト、a∈A について [D,a] は有界)とします。δ(T):=[∣D∣,T] とおきます。
- 三つ組が正則であるとは、すべての a∈A に対して a と [D,a] が ⋂m≥1Dom(δm) に属することをいいます。
- B を δk(a) と δk([D,a])(a∈A、k≥0)が生成する代数とします。次元スペクトル Sd⊂C とは、離散的で任意の垂直帯状領域との交わりが有限な集合であって、すべての b∈B に対しゼータ関数
ζb(z):=Tr(b∣D∣−z)(Rez≫0)が C∖Sd 上に有理型接続をもち、Sd の外では正則になるようなもののうち最小のものをいいます。すべての極が 1 位のとき、次元スペクトルは単純であるといいます。
3. 単純な次元スペクトルをもつとき、
res(T):=Resz=0Tr(T∣D∣−z)を T の非可換積分と呼びます(コンヌは切れ目の入った積分記号で書きます)。