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調整ループの有限収束

命題 6.2(「Docker と Kubernetes」§6) ・ ✓公理まで証明済み

対象オブジェクトの有限集合を O\mathcal{O}(∣O∣=M|\mathcal{O}| = M)とし、望ましい状態 dd と時刻 tt の観測状態 sts_t に対して、食い違っているオブジェクトの個数

D(st)=#{o∈O:st(o)≠d(o)}D(s_t) = \#\{o \in \mathcal{O} : s_t(o) \ne d(o)\}

を考えます。次を仮定します。

  • (A1) 各ループの操作は (d,st)(d, s_t) のみから決まる(定義 6.1 のレベルトリガ性)。
  • (A2) D(st)>0D(s_t) > 0 ならば、1 回のループで少なくとも 1 つの食い違いが解消され、かつ一致していたオブジェクトが食い違いに転じることはない。
  • (A3) ループの実行中に外部からの状態変更(ノード故障や dd の書き換え)がない。

このとき D(st+1)≤D(st)−1D(s_{t+1}) \le D(s_t) - 1 が D(st)>0D(s_t) > 0 である限り成り立ち、高々 D(s0)≤MD(s_0) \le M 回のループで s=ds = d に到達します。到達後は、(A2) の後半より状態は変化せず、操作は行われません(冪等性)。

さらに (A1) の下では、ループの入力は現在の (d,st)(d, s_t) だけなので、過去のイベント通知を取りこぼしても、あるいは同じ通知を複数回受け取っても、収束の主張は変わりません。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

証明は Rikai の他の定理を参照していません(定義と論理だけで示されています)。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件

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