情報科学 › 研究のための計算の実務 › 長時間ジョブの管理

チェックポイントと中断のある実行

定義 2.2(「長時間ジョブの管理」§2)

保存域は、各時点で S∪{⊥}S \cup \{\bot\} の元 cc を 1 つ保持する(⊥\bot は「まだ何も保存されていない」ことを表す)。実行中のプロセスはメモリ上に状態 m∈Sm \in S をもち、次の操作を行う。

  • 開始・再開: c≠⊥c \ne \bot なら m←cm \leftarrow c、c=⊥c = \bot なら m←s0m \leftarrow s_0 とする。
  • ステップ: m∉Dm \notin D のとき m←T(m)m \leftarrow T(m) とする。
  • 保存(チェックポイント): c←mc \leftarrow m とする。いつ保存するかは任意である。
  • 中断: メモリ上の mm が失われる。その後、再開から続ける。中断はどの時点でも(ステップや保存の途中でも)起こりうる。

m∈Dm \in D になったら、mm を結果として返して終わる。次の 2 つの性質を考える。

  • 完全性: 保存されるのは状態 mm の全体で、再開で読み戻される値は保存された mm そのものである。
  • 原子性: 保存の途中で中断が起きても、その後の保存域の値は、保存の前の値か、保存しようとした mm のどちらかである。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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