数学 › 数理論理学と型理論 › 型なしラムダ計算

λ 項

定義 2.1(「型なしラムダ計算」§2)

可算無限個の変数 x,y,z,…x,y,z,\ldots を用意する。λ 項を次で帰納的に定める。

  1. 変数 xx は λ 項である。
  2. M,NM,N が λ 項ならば、適用 (MN)(MN) は λ 項である。
  3. MM が λ 項で xx が変数ならば、抽象 (λx.M)(\lambda x.M) は λ 項である。

括弧は省略し、適用は左結合(MNL=(MN)LMNL=(MN)L)、λ\lambda の作用域はできるだけ右へ伸ばし、λxy.M=λx.λy.M\lambda xy.M=\lambda x.\lambda y.M と書く。自由変数の集合 FV\mathrm{FV} を FV(x)={x}\mathrm{FV}(x)=\{x\}、FV(MN)=FV(M)∪FV(N)\mathrm{FV}(MN)=\mathrm{FV}(M)\cup\mathrm{FV}(N)、FV(λx.M)=FV(M)∖{x}\mathrm{FV}(\lambda x.M)=\mathrm{FV}(M)\setminus\{x\} で定める。自由変数をもたない項を閉項という。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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