数学 › 数理論理学と型理論 › ゲーデルの不完全性定理

無矛盾性・完全性・健全性・帰納的公理化可能性

定義 3.1(「ゲーデルの不完全性定理」§3)

TT を LA\mathcal{L}_A の理論(閉論理式の集合)とする。

  • TT が無矛盾であるとは、T⊢φT\vdash\varphi と T⊢¬φT\vdash\neg\varphi が同時に成り立つような閉論理式 φ\varphi が存在しないことをいう。
  • TT が完全であるとは、任意の閉論理式 φ\varphi について T⊢φT\vdash\varphi または T⊢¬φT\vdash\neg\varphi が成り立つことをいう。
  • TT が健全であるとは、T⊢φT\vdash\varphi ならば N⊨φ\mathbb{N}\models\varphi(標準モデル N\mathbb{N} で真)が成り立つことをいう。
  • TT が帰納的公理化可能であるとは、与えられた論理式が TT の公理かどうかを判定するアルゴリズムが存在することをいう。
  • TT が決定可能であるとは、与えられた閉論理式 φ\varphi について T⊢φT\vdash\varphi か否かを判定するアルゴリズムが存在することをいう。
  • TT が**ω\omega-無矛盾**であるとは、T⊢∃x φ(x)T\vdash\exists x\,\varphi(x) でありながらすべての自然数 nn について T⊢¬φ(n‾)T\vdash\neg\varphi(\overline{n}) となるような論理式 φ(x)\varphi(x) が存在しないことをいう。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

関連するノック 2 問