語彙 (V,⟨⟨⋅⟩⟩) のトークン a,b∈V と、V に属さない新しい id c の組 r=(a,b↦c) をマージ規則という。規則 r は語彙を V′:=V∪{c}、⟨⟨c⟩⟩:=⟨⟨a⟩⟩⟨⟨b⟩⟩ に広げる。
規則 r の適用 Mr:V′∗→V′∗ を、列の長さについて再帰的に次で定める。
Mr(ε)=ε,Mr(t1)=(t1),Mr(t1t2u)={cMr(u)t1Mr(t2u)(t1,t2)=(a,b) のときそれ以外ここで u∈V′∗ は残りの列である。すなわち列を左から走査し、a の直後に b があればその 2 個を c 1 個に置き換えて 2 つ進み、そうでなければ 1 つ進む。
トークン列 x=(t1,…,tn) について、ペア (a,b) の出現回数を cntx(a,b):=#{i:1≤i<n, (ti,ti+1)=(a,b)}、Mr が x の上で行う置き換えの回数を repr(x) と書く。repr は Mr の定義の場合分けに沿って、repr(ε)=repr(t1)=0、1 つ目の場合 repr(t1t2u)=1+repr(u)、2 つ目の場合 repr(t1t2u)=repr(t2u) で定まる。