情報科学 › Claude Code の中身 › 文脈を保つ・減らす・分ける

サブエージェントの模型

定義 5.2(「文脈を保つ・減らす・分ける」§5)

親のメッセージ列を MM とする。親がサブエージェントを 1 回呼ぶことを、次の 3 段階として定める。

  1. 親のモデルが、課題の文 qq を入力とする Agent の呼び出し call(q)\mathrm{call}(q) を出力する。MM の末尾に call(q)\mathrm{call}(q) が足される。
  2. 子のループが、メッセージ列 M′=(z, q)M' = (z,\ q) から始まる。ここで zz は子の固定の文脈(子のシステムプロンプト、指示ファイル、ツール定義など)で、構成だけで決まり、MM に依らない。子はツールを使って量 XX の内容(ファイルやツール出力)を自分のメッセージ列に読み込み、最終の応答 aa を出力する。子のモデルとツールを写像と見て、a=Child(z,q,E)a = \mathrm{Child}(z, q, E) と書く(EE はファイルシステムなどの環境)。
  3. ハーネスが、aa と付帯情報 μ\mu から結果 res(a,μ)\mathrm{res}(a, \mu) を作り、MM の末尾に足す。

この模型は、5.1 節の公式ドキュメントの記述(子が受け取るのは課題の文と構成で決まる文脈だけ、親に戻るのは最終の応答だけ)を定式化したものである。fork は 2 の M′M' が MM を含むので、この模型の対象外とする。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。