情報科学 › ソフトウェア設計とテスト › ビルドと依存関係

意味的バージョニング

定義 8.6(「ビルドと依存関係」§8)

ライブラリの版を主版と副版の組 (M,m)(M, m) で表す(修正版は省く)。各版は、公開する操作の集合 OpM,m\mathrm{Op}_{M,m} と、各操作 oo の契約(事前条件 PoM,mP^{M,m}_o と事後条件 QoM,mQ^{M,m}_o)をもつ。意味的バージョニングの約束とは、同じ主版 MM の中で m≤m′m \le m' ならば

  • OpM,m⊆OpM,m′\mathrm{Op}_{M,m} \subseteq \mathrm{Op}_{M,m'}(操作はなくならない)、
  • 各 o∈OpM,mo \in \mathrm{Op}_{M,m} について PoM,m⇒PoM,m′P^{M,m}_o \Rightarrow P^{M,m'}_o かつ QoM,m′⇒QoM,mQ^{M,m'}_o \Rightarrow Q^{M,m}_o(事前条件は強めず、事後条件は弱めない)

が成り立つことをいう。主版が違う版の間には何も約束しない。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。