情報科学 › ソフトウェア設計とテスト › ビルドと依存関係

ビルドの模型

定義 2.1(「ビルドと依存関係」§2)

次の組をビルドの記述という。

  • 有限集合 II(入力。人が書くソースファイルの名前)と有限集合 TT(タスク。生成されるファイルの名前と同一視する)。I∩T=∅I \cap T = \emptyset とし、N=I∪TN = I \cup T とおく。
  • 値の集合 V\mathcal{V}(ファイルの内容になりうるバイト列の全体)。
  • 各タスク t∈Tt \in T に、宣言された依存 D(t)⊆ND(t) \subseteq N。

有向グラフ G=(N,E)G = (N, E)、E={(u,t):t∈T, u∈D(t)}E = \{(u, t) : t \in T,\ u \in D(t)\} を依存グラフという。辺 (u,t)(u, t) は「tt を作るのに uu を読む」ことを表す。以下では依存グラフが DAG であるものだけを考える。

写像 x:I→Vx : I \to \mathcal{V} を入力の状態、写像 s:N→Vs : N \to \mathcal{V} をストア(作業ディレクトリの中身)という。タスク tt を実行するとは、ストア ss の tt の値だけを書き換えて新しいストアにする操作である。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

関連するノック 2 問