情報科学 › LLM アーキテクチャ › Transformer ブロック

デコーダのみの Transformer

定義 2.3(「Transformer ブロック」§2)

語彙 VV、次元 dd、層数 LL、MLP の幅 dffd_{\mathrm{ff}}、文脈長 LctxL_{\mathrm{ctx}} を定める。パラメータは、埋め込み行列 E∈R∣V∣×dE \in \mathbb{R}^{|V| \times d}、学習する位置埋め込み P∈RLctx×dP \in \mathbb{R}^{L_{\mathrm{ctx}} \times d}(命題 4.6[埋め込みと位置符号化])、LL 個の Pre-LN ブロック(注意は因果マスクつき)のパラメータ、最後の層正規化 LNf\mathrm{LN}_f のパラメータである。トークン列 (t1,…,tn)(t_1, \ldots, t_n)(n≤Lctxn \le L_{\mathrm{ctx}})に対し

  1. X(0)X^{(0)} を、第 ii 行が Eti+PiE_{t_i} + P_i である n×dn \times d 行列とする。
  2. l=1,…,Ll = 1, \ldots, L の順に、X(l)X^{(l)} を X(l−1)X^{(l-1)} に第 ll ブロックを施したものとする。
  3. Z:=LNf(X(L)) ET∈Rn×∣V∣Z := \mathrm{LN}_f\big(X^{(L)}\big)\,E^{\mathsf{T}} \in \mathbb{R}^{n \times |V|} とする。

ZZ の第 ii 行 zi\boldsymbol{z}_i を位置 ii のロジットといい、σ(zi)\sigma(\boldsymbol{z}_i)(softmax)を、t1,…,tit_1, \ldots, t_i の次に来るトークンの予測分布とする。この写像を(入出力の重み共有ありの)デコーダのみの Transformer という。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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